滅菌消毒

当歯科医院においては器具は 水洗➝薬液消毒➝水洗い➝乾燥の後

一人分ずつパック詰してその後オートクレーブ121度C で滅菌処理しております。

昨今週刊誌等で話題となっているタービンやマイクロモーターなどの切削器具の使い回しは一切ありません、器具を大量に揃えて一人一人滅菌処理をし、パック詰しています。ゴム手袋も大量に用意し一人一人変えるのは当然として、症例によって滑りにくいものや硬いもの柔らかいものを使い分けています。

歯科材料・薬品

歯科材料は場合によっては一生患者さんの口腔内に残るものであり、暑いものや冷たいものにも触れますし硬いものを噛んだり、機械的刺激も加わります。そのような環境のもとでの安全性は長年使用してみないと分かりません。

当医院では患者様に詰めるレジン(合成樹脂)はクラレ社のクリアフィルを開業以来37年使い続けております30年以上前に詰めた人も問題ありません。後発の企業がシェアを取るべく安い金額で販売攻勢を掛けてきますが一切変えません、接着剤もクラレのパナビアです、他のメーカーの倍くらいしますが安全性を考えると変えることはできません。歯の型をとる印象材はジーシー社ベリコールアローマで50年以上前に販売されてますがトラブル無く現在も販売されています。

AQB社のインプラントは発売後15年経過して患者様にトラブルがないことを確認の上当医院で導入しました。

人体内部に入れる物はトラブルが見つかった時点ではどうすることもできません、すでに体内に入っているのですから。新しい製品をどんどん取り入れる歯科医院もありますが、当医院では最低10年発売から様子を見て人体に悪い影響がないことを確認してからでないと取り入れません、慎重の上に慎重を期す必要があります。

もう一つ薬品に関してもジェネリックは一切処方しておりません。

もともと薬は出さない方針の歯科医院ですが、止むおえず出す場合はジェネリックでないものを出します、薬には必ず副作用が付き物です、厚生省はジェネリックを進めますが、安いものには安いものなりの理由があります。